0から薬剤師転職を目指すブログ

2017年12月09日

薬剤師の可能性を広げる漢方・生薬認定とは

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薬の専門家として従事する薬剤師にとって、日々の自己研鑽が必要なのは言うまでもないところです。しかし、資格の更新制度がないため、最新情報を常に取り込んでいくためには、個人の努力に委ねられることになります。

そこで、公的に認定制度が設けられており、特定の專門分野関して十分な知識と経験があると認定されます。これにより、第三者の立場からみれば、知識や経験を有した専門家であるみなされるメリットがあります。認定対象となるものは、概論的なものからとても専門的なものまで、多岐にわたっています。

したがって、キャリアプランや興味のある分野を選択して、将来的に転職に役立つものなのかを見極める必要がるでしょう。日々新しい薬が開発されており、薬の専門家としてのスキルや知識をどんどん増やしていくことが望まれます。そんなときは、研修認定を受けることをお勧めいます。薬学の最新知識を修得することが可能となりますので有用です。さてここで、薬の知識の幅を広げ知見を高めるために有望な、漢方・生薬認定薬剤師をご紹介したいと思います。所定の講座を受講することで、認定を受けると、漢方薬や生薬など、さらなる専門的で実用的な知識と技能を身につけることができます。服薬指導を行なう際に役立つ知識となります。日本薬剤師研修センターと、日本生薬学会が実施する研修を受けること、及び試問に合格することで認定されます。なお、この研修は講義研修会を9回、薬用植物園における実習1回の実施となります。また、3年毎に更新が必要であり、漢方薬と生薬に関する研修に参加することと、所定の単位を取得することが求められます。更新があるため、実用名的な知識や資質があることが証明されます。