0から薬剤師転職を目指すブログ

2017年07月14日

薬剤師になるにはどうすればよいのか

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薬剤師は、比較的年収が高い職業として知られています。加えて子育てをしながらパートとして働いた場合でも、時給は1500円〜2500円くらいと一般のパートの仕事よりも高く女性が長く働くことができる職業でもあります。

ここでは薬剤師になるためには、どうすればよいのかを見ていきます。薬剤師になるには、国家試験に合格する必要があります。なお、国家試験は2日間の日程で行なわれます。試験の合格率はその年により異なりますが60%〜80%となっています。

この国家試験の受験資格は、6年制の薬学部のある大学の養成課程を修了することで得られます。同じ医療系の専門職である看護師などとは違い、養成課程を持つ専門学校や短大はありません。かつて薬学部は4年間学べばよかったのですが、高い専門知識を持つ人材の育成を目指して制度が見直され、平成18年4月以降の入学者から6年間学ばなくてはいけなくなりました。

薬学部の学費は同じ6年制の医学部同様に高額になります。私立の薬学部ともなると、6年間の学費は1200万円以上にもなります。国公立の薬学部であれば、6年間の学費が350万円程度とそこまで高額になることはありませんが、国公立の薬学部は偏差値も高く難関です。

大学では「生物化学」や「有機化学」、「疫病学」や「薬剤学」などの座学の授業に加わえて、調剤薬局での実習もあります。就職先としては、病院や調剤薬局、民間の製薬会社に大学の研究機関、ドラッグストアがあります。