将来薬剤師を目指す場合は、必ず国家試験に合格しなければなりません。そのために大学の4年生または6年生薬学部を卒業する、さらに国家試験の前に行われるCTBやOSCEに合格しなくてはなりません。こちらの試験をパスして初めて国家試験を受ける資格が得られることになります。
つまり、薬剤師になるには、様々なテストをクリアしなくてはならないということです。特に国家試験に関しては、1度試験に落ちると、さらに1年待って翌年の3月に再度試験を受けることになります。受験者数と合格者数を比較しても80%以下といった割合になっており、CTBやOSCEをパスしたからといって、国家試験に合格し、資格がとれるといった訳ではありません。
そこで、1度で合格するために、または1度目に失敗し、2度目のチャレンジで合格を目指す方々が利用しているのが、薬剤師専門の予備校です。これは、国家試験の合格を目指すためのもので、一般的にイメージする大学へ入るための予備校とは違ったものになっています。
学校により、授業の内容も様々で、大学の講義に似たスタイルをとっている学校や、マンツーマンなどでじっくりと勉強する家庭教師的なスタイルなどがあります。試験に出題されると予想される問題や、重要ポイント、勉強の仕方のコツなど、国家試験合格者が講師を行っているので、理解しやすく実戦的な内容の授業が期待できます。
また、受講以外の日でも利用ができる自習室やインターネットを通じて自宅から受講ができるシステムなどを取り入れている予備校も人気があります。
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